WTO総長選、米バイデン政権なら韓国候補を選択も…韓国紙報じる

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WTO総長選、米バイデン政権なら韓国候補を選択も…韓国紙報じる

世界貿易機関(WTO)次期事務総長の選出で最終候補2人を選ぶ第2次ラウンドが6日終了する。 韓国はムン・ジェイン大統領が直接乗り出して、会員国の首脳らにユ・ミョンヒ候補(通商交渉本部長)の支持を要請するなど総力戦を繰り広げている。

韓国メディアによると、ムン大統領は1日、アンゲラ·メルケルドイツ首相と電話通話を行い、WTO事務総長選挙に出馬したユ·ミョンヒ本部長を支持してほしいと要請した。他にもスウェーデン首相にもユ候補に対する支持を要請する書簡を伝えるなど、支持要請に余念がない状況だ。

そのようななか、11月3日に行われる米大統領選挙でジョー·バイデン民主党候補の当選の可能性が高まっていることが重要な要因として浮上している。

韓国貿易協会が発表した報告書「2020米大統領選挙バイデンvsトランプの通商公約比較」によると、「バイデン候補は多国間貿易主義を擁護する立場でWTO改編を通じた多国間通商体制再建を主導するものとみられる」とし、「バイデン候補は中国の国際貿易通商規範違反を強く批判しているため、WTO体制を通じて全方位的に中国を圧迫するものと予想される」と見通した。

ハンギョレ新聞は4日、「バイデン氏が当選すれば《WTO体制による中国けん制》構図が形成され、中国はユ・ミョンヒ候補よりもアフリカ候補を選択する可能性が高いという観測の中、米国はアフリカよりは韓国候補を選択する可能性もある」と分析した。

今回の2次ラウンドに進出した候補はユ・ミョンヒ本部長、グエンゴジ·オコンゾイウェアラ(女·ナイジェリア)元世界銀行(WB)専務、アミナ·モハメド(女·ケニア)元WTO閣僚会議議長、モハマド·アル·トゥワイズリー(サウジアラビア)経済·企画部長官、リアム·フォックス(英国)国際通商部長官の5人だ。 2次ラウンド選出協議では、5人のうちコンセンサスの可能性が低い候補者から3人が順に脱落し、2人が最終ラウンドの決選に進むことになる。 最終ラウンド進出者2人は早ければ8日ごろ発表される見通しだ。
 
(参考記事:「WTO選出馬のユ・ミョンフィ氏、独財団調査で好評価」)
(参考記事:「韓国産業省「空気圧バルブの関税撤廃はWTO判決と無関係」」)
(参考記事:「[特集]WTO事務総長選立候補にみる韓国側の意図」)


 
 
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